秋彼岸180921、小雨が降ったり止んだり、降りみ降らずみ
お昼を過ぎて2時3時
蓑虫が櫟の木の枝からぶら下がって風に吹かれている
*ぶら下がる 蓑虫に風 吹いている
16:20 生目古墳群の丘に登る
日暮れははやくマツムシが鳴いている。終日小雨模様で犬を連れて散歩する人影もない。
180921
◇母ちゃん!
*彼岸花 母と重なる景色なし されど花影 母の顔かも
*ぶら下がる 蓑虫に風 吹いている
*生目古墳チンチロリンと鳴く虫の丘は寂しゑ君がいなくて
180923 2:29 秋彼岸
夜更け起き出してソファーに座り、目を閉じて自分の心を覗き込む。闇に眼を凝らすわけだが勿論何も見えない、思えば二十歳を過ぎた頃からの習慣のようでもある。何も見えない、何もないそう実感する。八十歳ともなり、つくづく馬鹿な人生を過ごしたという思い、私には他に生きようもなかったのだなぁという思い。身の竦むような空しさを覚える。
傘寿と言われる八十歳となり空しさも寂しさも深い孤独も毎日を老いの豊かさとして受け止める。