歌 Yukiko (131〜140)
131 きつねの子 路肩に座る 春の夜
132 春嵐 さくらの花の 乱舞かな
133 春草に 子兎はねる 夕げ時
134 テカテカと 朝陽に光る きんぽうげ
135 庭の砂州 行ったり来たり 雀の子
136 春風に 乗るや役場の 昼の歌
137 アマリリス 胸に沈めり 深緋かな
138 せんだんや あわむらさきの 花の雲
139 おうち花 透かしてのぞく 三日月
千盡仙人
180617
*さよならをライン電話で言ひました君の名呼ぶもすべをなみです
◇ 今日は曇っちょります
* 雨雲が青空すこし包み込み南の方に流れています
*うたよみん 短歌投稿 コミュニティ 妻を亡くした 挽歌ありけり
◇ さよならの後
*曇りたる 梅雨空の朝 樫の木の 枝葉にはかに 風に揺れけり
*ホームに 預けた幸子 父さんも 秋には80 だけど頑張るね
◇ さよならの後
*梅雨空に鼠色の雲流れてる別れたものはしょうがないよね
◇さよならの後
*空白のページができたリセットの心はまるで梅雨空の白
*さよならの後ぽっかりと心には穴がでなくて灰白の空
*樫の木の葉を打ち鳴らす風の音雨も交じりぬとても激しい