ゆきことせんじん
幸子と千盡
佐藤幸子 昭和16年10月29日 生まれ
ハンディを希望に! 毎日新聞(東京1993年(平成5年) 10月5日 (火曜日)
左半身不自由でもあふれる創作意欲
宮崎の女性神田で個展
油絵、彫刻、木版画、陶芸で活躍
幸子の歌 短歌
1 日照雨 あわむらさき せんだんの 花はうす日に さみしい映る
2 ほととぎす 一声きいて 耳すます うすずみ色の 夜明の空に
3 夜明前 満月沈む 杉の木に 障子の破れ キャンバスか
4 あざみ花 とんぼがめがけて 止まったよ 犬がみつけて パクリとたべた
5 黒潮の 海鳴響く 一ツ瀬に 夕ぐれの浜に カラス一羽居り
6 寒川の 谷あい深し さくらつゝじが ちらほらと 雲模様
7 しらさぎが 羽根を休むる 杉の木を カラスがおそい おいたてて居り
8 代田みる 赤き太陽 赤い道 夕日が映る山里の道