歌 Yukiko
141 おうち花 うすむらさきに 青い蝶
142 セリの香や 野辺に広がる 日当かな
143 セリくえば 香りが残る 台所
144 五月雨に わが身すっぽり ぬれている
145 嵐去りとんぼわき出る庭一面に
146 わが宿は 虫のマンボに 星月夜
147 朝がおが ひっそり2つ 車庫の陰
148 星降る夜 虫のサウンド 奏でてる
149 白萩や たわんでいるよ そよ風に
150 乱舞する つがいの蝶 まんじゅしゃげ
千盡仙人
*ホームに 預けた幸子 父さんも 秋には80 だけど頑張るね (再掲)
*デラウエア ホームの幸子に 食べさせよう 小粒のぶどう 丹念に食べる
*これでいい 耐えるしかない このままに 後何年か 生きていなくちゃ
*それにしても 静かな部屋だ 恐ろしい 人の気配がまるでない部屋