senjingaran5’s blog

▫️photo <時の彼方に> senjinsennin

幸子と千盡仙人 ◇幸子の歌 短歌 (17〜24) ◇千盡仙人 7首

幸子

17 うぐいすの さえずり聞つ 土いじり 手に流るゝ やさしい形

18  雄大 に 海は夕焼け 空の色カームなる海 日南の海

19 黄昏に大淀川の 川面には きりたちこむる 寒々しさよ

20 みいんみいんと 〔熱いせみの声・熱い音色・せみが鳴く・鳴くのがやまる〕日照雨降り

20 あぶらぜみ あつい鳴き声 静まりぬ きつねのよめいり シャワのように

21 夏あざみ 蝶が止って リズムとる 1.2・1.2と 調子のリズム

22 あさがおの しおれているか 白い花 暑い日射 あわれに思う

23 夏あざみ むらさき咲いた 原っぱに ひき寄せられて とげにさされた

24 暑き日に せみ しぐれに も ほととぎす 聞こえて喜ぶ 夫の笑顔なり

 

千盡仙人

*あれ、れれ、れ!牛蛙さん のさんのう!

*やせ我慢 声に出にけり 牛蛙

*泣けばいい はた迷惑な 牛蛙

*卑小にも 生きながらえた 牛蛙 80年の お邪魔様かも

◇「おしゃか」お釈迦にな・る

〔一説に,鋳物(いもの)業者の間で,阿弥陀像を作ろうとして釈迦像を作ってしまった失敗から言い習わされるようになったという〕

作る過程で失敗し,製品として役に立たないものになる。また,二度と使えない状態になることのたとえ。 「事故で車が-・った」

*暑き日に 長閑(のど)に鳴いてる 牛蛙 おいら知らねえ お釈迦だね、ハハ!

*人生が おしゃか様とは 牛蛙 ハハ!呑気だねえ 呑気哲学!

*牛蛙 ふた声ばかり 鳴いてみて 正午の時を 貪りますね