senjingaran5’s blog

▫️photo <時の彼方に> senjinsennin

幸子と千盡 仙人 ◇幸子の歌 短歌 (1〜8)

ゆきことせんじん

幸子と千盡   

佐藤幸子 昭和16年10月29日 生まれ 

ハンディを希望に!   毎日新聞(東京1993年(平成5年) 10月5日 (火曜日)

左半身不自由でもあふれる創作意欲

宮崎の女性神田で個展

油絵、彫刻、木版画、陶芸で活躍

 

幸子の歌   短歌

1 日照雨 あわむらさき せんだんの 花はうす日に さみしい映る

2 ほととぎす 一声きいて 耳すます うすずみ色の 夜明の空に

3 夜明前 満月沈む 杉の木に 障子の破れ キャンバスか

4 あざみ花 とんぼがめがけて 止まったよ 犬がみつけて パクリとたべた

5 黒潮の 海鳴響く 一ツ瀬に 夕ぐれの浜に カラス一羽居り

6 寒川の 谷あい深し さくらつゝじが ちらほらと 雲模様

7 しらさぎが 羽根を休むる 杉の木を カラスがおそい おいたてて居り

8 代田みる 赤き太陽 赤い道 夕日が映る山里の道